浅野詠子さんの  <2022年10月14日ニュース奈良の声>

【詳報】県域水道一体化構想 奈良市離脱で生駒市の地下水浄水場存続へ 試算料金は上昇 準備協議会で打ち出す (voiceofnara.jp)

・・・より以下(主に葛城市関連を抜粋させていただきました。・・・

一体化の覚書を交わさなかった大和郡山市、一体化への参加を明言していない葛城市が企業団入りを選択しなかった場合、両市の自己水源浄水場計5カ所が残る。県内でも珍しい地下水100%の大和郡山市営北郡山浄水場は2026年、葛城市営の江戸期築造ため池を生かした同市営3浄水場は2030年に廃止する方針が一体化の協議の中で出ている

協議会の席上、香芝市の福岡憲宏市長は、一体化に参加しない市町村が今後、企業団から受水する用水の価格を値上げすべきであると提案した。

 これに対し、葛城市の阿古和彦市長は、企業団の主水源となる大滝ダム(総事業費3640億円)のうち支払われた県の負担金606億円は、県営水道を受水してきたすべての市町村、県民が負担したものであり「値上げは容認できない」と反対した。

内部留保資金「囲い込み」の行方

 協議会では、大和郡山市、葛城市の2市の参加を促す意見が出た。荒井知事は「参加・不参加の最終判断は年内に」と期限を指定した。すでに県は葛城、大淀の2団体に対し、別料金制(セグメント方式)を提案したが阿古葛城市長は「今も具体的な提示がない。今の態度は白紙」と述べた。